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呼吸法と頑張りホルモンと免疫力(ヨーガ療法士養成講座メモ)

過去の記事を再アップです♪
2014年の記事です。

約5年におよんだヨーガ療法士への道!

先週はヨーガ療法士養成講座の第9回目。
20回中9回が終わりました。

期間にしてここまで約1年
残るは後1年
ガンバルンバです。

今回は、
「生気鞘におけるヨーガ療法アセスメントとヨーガ療法カウンセリング」について

なんともピンとこないテーマだと思いますが
ヨーガは人間を「人間五蔵説」で見立てます。

人間五蔵説

 

 

 

 

 

一番外側から

◎食物鞘:肉体
◎生気鞘:エネルギーや気
◎意志鞘:感情や心
◎理智鞘:外界からの情報、記憶の認知、判断
予測、決断、行動指令するところ。
感情の基準や判断する。
◎歓喜鞘:真我

で見立てます。

ヨーガ療法では
理智鞘における認知間違い
食物鞘や生気鞘まで影響を及ぼし
「病気」となって現れると
考えます。

生気鞘(気、オーラにあたるもの)の状態で
どのような影響が出ているかを判断する基準を学びました。

呼吸と身体機能の関係

ヨーガの古典からの助言(スヴァトマラーマ大師)によると
「ライオンやゾウやトラも徐々に飼いならしていくように
気も少しずつ制御して行かなければならない。
さもないと姫は行者を害するようになる」

*伝統的なヨーガ療法の調気法(呼吸法)は
呼吸の強さ、速さ、回数は徐々になれさせていく。
1秒長くするにも3~6ヶ月かけて
ならしていかなくてはならない。
これをヨーガ療法士は肝に銘じておく。

というもの。
心が引き締まります。

ヨガと免疫力の関係について

◎60分のハタ・ヨガ自習後のα波の出現率と
副腎皮質ホルモンのコルチゾール(頑張りホルモン)の減少について
→リラックス状態になるので血圧が下がる
◎ヨーガの呼吸運動による脳波の変化がもたらす
細胞性免疫の賦活化
→アーサナよりも呼吸法の時がα波出現率が高かった
◎呼吸法によるα波の出現率とナチュラルキラー細胞(免疫細胞)の
活性の増加率に相関関係があった
→免疫細胞への活性化
◎ブリージングエクササイズによる抗酸化能力の相関関係
→活性酸素が下がる
◎深い呼吸の生理学的効果
→プロスタグランジンI2とE2を分泌する刺激となる。
プロスタグランジンI2:血管を拡張する、血栓をふせぐ、コレステロールを減らす
プロスタグランジンE2:陣痛促進や治療的流産に用いられる。
◎不安感、抑うつ感減少

 

今回も深い学びでした。
ヨーガ療法士を目指す者として
さらに勉強することは盛りだくさんです。

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