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ヨーガ療法とストレスマネージメント②〜心と体の関係〜

ヨガの目的とは

 

ヨガの目的は心の動きを静める事

ん?なんだそれ???って思いますよね。
ヨガのポーズを取ることは
柔軟性を競うことではなく

忙しく働いている心の動きを
静めることなんです。

呼吸に身体の動きを合わせようとすると
意識(心)は、身体の動きに集中します。

集中すると雑念が静まり
身体もリラックスできます。
そしてポーズを取りながら
肉体感覚に集中します。

そうする瞑想と同じような効果になります。

なのでヨーガ療法は
ポーズの完成度は気にしません。
ポーズは単なるツールであるからです。
目的は心の動きを静めること。
だから、身体の柔軟性やポーズは
こうしなきゃってことはないのです。

心と身体の関係

心は日頃
いろんな事を思ったり
考えたり
心配したりしています。

休む事無く緊張し続けている。
心が緊張していると身体は交感神経優位状態になっています(興奮、緊張、緊迫状態)

眠れなくなったり
食欲がなくなったり
頭痛や身体のこりが現れたりします。

また
身体の方が疲れ過ぎて緊張がたまると
心がイライラして何をしても集中できなかったりします。

心と身体は密接な関係にあるのです

心は過去や未来の事を気にする傾向があって
「今」には無頓着だったりします。
心と身体が切り離された状態が多い。

だから
身体が疲れていたり
痛いと悲鳴をあげていても
心の耳を傾けず
目先のやらなければいけない(と思っている)事をおいかけ
「心ここにあらず」状態となる。

心と身体は同じ場所にいない状態ですね。
本来は、一緒にあるべき心と体が離れている状態。
家庭内(自分自身の中で)別居状態ですね

ヨガ的視点からの心と身体の関係

本来は心と身体は同じ場所いる事がベストです
ヨーガは
心と身体の調和をとる為のテクニックです。

ポーズを取りながら
目を閉じて(外界からの刺激を遮断して)
じっくりと心と身体の反応をみる。

身体はこれ以上無理と言っているのに
心がやめるのを許さない。
「だって、隣の人まだポーズキープしてるし」
「先生は、もっと前屈しているから、私も頑張んなきゃ」
って、えいえいって頑張らせちゃう。

心がなんか、ざわついているのに
身体はできるからとポーズをどんどんとる
「できるのにやらないなんて、甘えてるわ」
なんてね。

そうではなく
心と身体がいい感じに心地良いところを見つける。

心が「ここまでなら心地良い」といい
身体が「ここまでなら、ちょっと頑張れる」
とかね
心と身体の折り合いをつけてあげる。
調和をはかるのです。

心だけ頑張ったり
身体だけ頑張るのは
バランスが崩れて体調を崩しちゃう。

こころと身体の調和が大切です。

ヨーガ療法はなぜストレスにもアプローチできるのか?

ヨーガ療法は心身症などの心の部分についても
考えてアプローチしています。

ポーズを取った時の心の動き
身体の痛み
心地よさ
どんなポーズをとるとざわつくのか?
どんなポーズは心地良いのか?

なぜざわつくのか?
なぜ心地良いのか?

その観察テクニックが身につくと
普段ストレスと思っていること
嫌だなぁと思っていることや人についても
「なぜ、自分はそう思うのか?」
と客観視できるようになる。

そうすると大概のことは
相手や物ではなく
自分の捉え方に原因がある。

それがわかると
「あっ、自分はそう思っちゃうんだな」
と右から左に流すことができる。

そう
♪右からきたものを左にながすだけ〜〜♪
(懐かしいフレーズ♪)

そうして、感情に波風を立てることなく
穏やかに過ごすことができるのです( ^ω^ )

楽ですよ〜
客観視できるようになると
生きていくのが。

他人のことはよくわかるけど
自分のことはわかんない!

↑これ、客観視できるかできないかなんです。
他人は客観視できるけど、
自分のことはいろんな常識と言われることや
自分で制限かけてること等々の思考グセが働いて
なかなか客観視できないのです。

大概の悩みストレスは客観視できれば解決できます。

自分のお悩み相談を自分でできちゃうわけです。

その客観視!ヨーガ療法で身につきますよ♪

 

 

 

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